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2011年08月31日

今年16年目を迎えた「山口大学おもしろプロジェクト」

今年16年目を迎えた「山口大学おもしろプロジェクト」

これまで、そして現状は?

 「こういうものがあったらおもしろい」「こんなことをやってみたい」など、学生が発案した企画を大学が資金援助する「山口大学おもしろプロジェクト」が、今年で16年目を迎えた。これは、いわゆるゼミとは違い、学生が自主的に進める研究活動だ。96(平8)年、大学活性化プランの一つとして、当時の広中平祐学長がポケットマネーを投じて発足させた。05(平17)年には、文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム」に選定され、毎年全国から多くの大学関係者が視察に訪れている。

 「山口大学おもしろプロジェクト」では、昨年度までに160もの活動が実施された。テーマは、国際交流、エコ、科学、観光、自然保護など多岐にわたる。99(平11)年度には「山口言語調査隊」が、フルコマ(一日のすべての時間割に授業が入っている)などの「キャンパス語」を収集し、辞典を作成。また「『山口大学まんじゅう』を作ろう!」が、06(平18)年度に試行錯誤して開発したまんじゅうは、現在も同大売店などで販売されている。昨年度には、ペットボトル約1万本を使った高さ10?を超えるタワーを「科学の楽しみ運ぶ~学生隊」が作成。「ペットボトルで作る世界一高い彫刻」として、ギネスにも認定された。また、初年度に発足した「めだかの学校」のように、平川地区の田んぼにメダカを呼び戻そうという当初の活動が、次第に地域連携プロジェクトへと発展した例もある。学生自らが運営するイベントなどを通じ、大学と地域の架け橋となる活動を続けてきた。
 本年度は、11件のプロジェクトが進行中。「ザ ベイパー トレイル フリークス」は、室内用の小型無人飛行機を8人で制作し、10月に名古屋で開催される「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に参加する予定。農学部学生12人による「ほねぷろ」は、県立山口博物館を拠点とし、動物骨格標本を作成。10月に大阪で開かれる「ホネホネサミット」に出席もする。そのほかの企画は次の通り。
 エン-ジョイ▽科学の楽しみ運ぶ~学生隊▽コード・オレンジ▽ソーラーカープロジェクト2011▽ちょっと路地裏よってみて▽めだかの学校▽山口昔話▽Reちゃりクル▽わくわく国際化プロジェクト。
 学生の自主的な課外活動を応援する学生支援センター長の吉村誠教授は「『学生たちの遊びにお金をつけるのか』という声も一部では聞かれるが、決して遊びではなく、学生たちの将来の糧になっていくもの。山大のユニークな教育の一環として、さらに充実させていきたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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