サンデー山口

26日（月）から韓国・ソウルで開催される「第8回国際アビリンピック」のデータベース（基礎）種目に出場する。「最初は“とにかくミスをしない”ことから練習をスタートした自分が、初めての国際大会出場を決められてとても嬉しく、光栄にも思う」
　日ごろデータ処理を仕事にしている社会人を相手に、昨年の全国障害者技能競技大会で金賞を受賞。データ入力の早さには定評がある。国際大会では、エクセルを使った英文のデータ入力と、古いデータを新しいものに書き換えるデータ修正の2項目で競う。「英語は日本語に比べて複雑な変換が無い分、読解力をつければ作業は楽。緊張もあるが、あとは“やるときはやる！”の精神で、学校生活最後の大会を一生の良い思い出にするため、悔いを残さないよう精一杯力を出し切りたい」

93（平5）年5月、熊本県生まれ。小・中学生の時は下関市で暮らし、高校から山口市へ。山口総合支援学校3年。
休日は電車に乗って市外へ出かけ、建物などの写真を撮るのが好き。