サンデー山口

会期中、関連イベント続々

　きょう１日、１２年前に誘致が決定して以来着々と準備が進められてきた第６６回国民体育大会「おいでませ！　山口国体」がついに開幕。全国から集まる各県のトップアスリートたちが、総合優勝の「天皇杯」をかけて白熱した戦いを県内各地で繰り広げる。会期は１１日（火）まで。市内各地では競技観覧だけでなく、多彩な関連イベントも楽しめ、国体ムード一色に包まれる。
　山口市からは、ロンドンオリンピック代表に内定している石川佳純選手（卓球）を含む１６７人（在住・在学）が出場。また市内では、国体２連覇中の小田桃花選手らが出場する山岳や、千葉国体走幅跳優勝者・岡山沙英子選手らの活躍が期待される陸上など、会期前開催を除く全１０競技が実施される。市出身で、昨年の世界選手権無差別級で優勝を果たした上川大樹選手（柔道）にも注目だ。競技結果の速報は、ウェブサイト（http://www.kirokukensaku.com/choruru２０１１）や電話（TEL:０８３－９３２－０８６０）で入手することができる。
　会期中は、関連イベントも充実。メーン会場となる維新百年記念公園陸上競技場北側に設けられる「ちょるる広場」では、会期中の午前８時半から午後５時半まで、山口県の食や特産品、国体記念品などの販売がなされ、特設ステージでのアトラクションや、足湯、記念写真コーナーなどで楽しめる。また、中原中也記念館前庭および山口銀行湯田支店跡地では「おいでませ！　湯田温泉ぶちええ横丁」が開催。１０日（月・祝）までの午後５時から８時まで、ふく鍋や鮎の塩焼き、ばりそばなどの露店が並び、各種ステージイベントが催される。
　問い合わせは、市開催競技については市国体推進局（TEL:０８３－９８４－８１２１）、ちょるる広場は県国体・障害者スポーツ大会局（TEL:０８３－９３３－４４５０）、ぶちええ横丁は山口商工会議所内・同実行委員会（TEL:０８３－９２５－２３００）へ。