サンデー山口

　２９日 仁壁神社で神楽舞 鑑賞無料で１年ぶり上演
　神に奉納される歌舞・神楽舞が２９日（土）午後５時から９時まで、三の宮の仁壁神社（高橋敦子宮司）で、秋祭りの締めくくりに執り行われる。鑑賞無料。
　神に捧げる舞として、神楽を始める前には必ず舞うこととされている「神事舞」の一つ「禊祓い」でスタート。その後「恵比寿舞」や「八岐大蛇」などの６演目が、１５人前後の山代神楽本谷保存会（岩国市本郷）によって演じられる。同会の伝承する山代本谷神楽は約３００年の歴史があり、６８（昭４３）年には県の無形民俗文化財にも指定されている。
　今回舞台となる神楽殿は、９７（平９）年に火災で焼失したあと、昨年１１月に再建。神楽舞が演じられるのは、こけら落としとして上演されて以来、約１年ぶりとなる。
　高橋宮司は「暖かくして、どなたでも気軽にご覧ください」と来場を呼びかけている。雨天決行。詳細は同神社（TEL:０８３－９２３－０３４２）へ。