サンデー山口

▲昨年の様子

　8日（日）午前10時から正午まで、新春恒例の「山口市消防出初式」が名田島の山口南総合センターで開催される。
　消防職員や市内各方面で組織する市消防団員、婦人防火クラブら約600人が参加。式典終了後、運動広場で消防車両20台とともに、消防音楽隊を先頭に観閲行進があり、続いて一斉放水が実施される。そのほか、はしご車体験乗車（10時～11時20分）、名田島婦人会による豚汁とぜんざいの無料振る舞いもある。
　山口市消防本部（警防課TEL083-932-2202）によると、昨年山口市で発生した火災件数（11月末まで）は、一昨年の同時期より17件多い73件。主な原因は草焼きの不注意、天ぷら油の過熱など、その多くは「人のちょっとした不注意」から発生している。また、昨年6月から住宅用火災警報器が既存住宅への設置も義務化となり、「大切な自分や家族の命を守るため、まだの人は一日も早く設置してほしい」と同本部。また、「消防団員は年々減少しており、現在消防団員を募集しています。興味のある人はぜひ入団してほしい」と呼びかけている。