サンデー山口

　「市新入社員歓迎大会」（市、山口商工会議所など主催）が１３日、同商議所で開かれた。市内の銀行や建築業など２４社から新入社員５８人が参加。講演会や名刺交換などを通じて、社会人としての自覚を高め、企業・業種を超えた交流を図った。
　まず、式典で渡辺純忠市長が「若さにあふれる独創性とチャレンジ精神を持ち続けてほしい」と歓迎の言葉を述べた。続いて、同商議所の齋藤宗房会頭が「一生懸命に取り組めば、仕事が面白くなってくる。分からないことは先輩に聞くなどして、早く仕事を覚えてほしい」と激励した。
　これを受け、新入社員を代表してホテルニュータナカの寺口悦正さん（２３）は「一つ一つの仕事を確実に行っていくことで、山口の街に貢献できる社会人になります」と決意を語った。
　その後、新入社員はマナー講師の村上紀子さんによる「社会人のマナーとコミュニケーション」と題した講演を聴講。初対面のお客さまに対する自己紹介やあいさつの仕方、好感を持たれる笑顔の作り方などを学んだ。
　最後は、７チームに分かれてのクイズ大会。中心商店街や江戸時代に参勤交代のルートになった萩往還、明治時代には料亭として親しまれた市菜香亭にまつわる問題が出題され、市に関する知識を深めた。