アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 89人

店長情報 トップページ
店長情報

2012年08月31日

鴻ノ峰の景観整備 ふもとに住む能野さん

鴻ノ峰の景観整備 ふもとに住む能野さん

 市民の手軽なハイキングコースとして親しまれ、県の百名山にも名を連ねる鴻ノ峰。だが、山頂までの道は木が生い茂り、登りながら眺めを楽しむことは難しかった。そこで、ふもとに住む能野照共さん(62)が一念発起。昨年12月から、山道沿いの所有地で木を伐採して花を植えるなどの景観整備に取り組んでいる。新たなスポットとして人気を集めそうだ。
 一昨年まで愛知県で会社勤めをしていた能野さんは、定年退職を機に妻の実家がある山口市に転居。登山が趣味で、かつて愛知県の村積山から見た美しい景色を忘れられず、「鴻ノ峰はせっかく登っても、眺めが良くない。昔登った山のように憩いの場にしたい」と鴻ノ峰での草刈りなどを始めた。
 活動開始と同時に遭遇したのは、テレビやタイヤなど、不法投棄のごみの山。撤去したそれらは、合計するとトラック2台分以上にも上ったという。続いて、休憩用のベンチを設置。ふもとからも見えるように黄色い旗も立てた。木を切った場所にはマリーゴールドとサルビア計850株以上を植栽。整備を始めて半年がたった今年5月には、中心商店街から新山口駅周辺までの市内を一望できるようになった。
 植えられた花が咲くのはこれからの季節。期待を込めながら日々少しずつ世話を続けている。整備に使用している花やベンチの木材は、近所の業者から譲ってもらったもの。中でもマリーゴールドは、11(平23)年8月24日付本紙で取り上げた、国道9号沿いで花壇の整備に取り組む藤永寿敏さんから提供されたものだという。
 能野さんは「いずれは西鳳翩山から市役所にかけて、山口の景色を180度楽しめる場所にしたい。ここに来て、ふるさとの風景をのんびりと眺めてもらえたら」と笑顔を見せる。


同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内
7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場
7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催
明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(185)大村益次郎
山口メセナ倶楽部 メセナ大賞は山口萩焼作家協会に
7月13日 「山頭火」を堪能しながら夕涼み 金光酒造で「ヒヤガーデン」
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内 (2019-07-27 00:00)
 7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場 (2019-07-27 00:00)
 8月18日まで 「香月泰男のシベリア・シリーズ」展 山口県立美術館で (2019-07-27 00:00)
 7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催 (2019-07-27 00:00)
 8月31日まで あなたもオリンピックに参加できる! 山口県聖火ランナー募集中 (2019-07-27 00:00)
 【1行記事】 (2019-07-27 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。