サンデー山口

　中心商店街への出店支援を目的に、市商店街連合会によって５月に開設された「山口街中サポートセンター」。現在までに同センターの支援によって１１店舗が新規オープンした。８月末時点での空きテナント数は、昨年６月時点の６５から４４まで減少。特に開設以降は加速度的に出店が進んでいる。
　同センターは、空きテナント情報を一元管理し、出店希望者への情報提供や出店に際してのサポート。さらに、市や山口商工会議所による各種補助制度の申請支援などを担っている。相談を受けると、まずは業種、資本、経営計画、集客などについて幅広くヒアリング。それらを加味した上で、ふさわしい出店場所をあっせんする。
　同センターの責任者で、市中心市街地活性化協議会・有田實タウンマネジャーは「この先も５件程度の相談案件があり、取り組みへの手応えを感じている。開店まで、さらにそれ以降もしっかりサポートしていきます。気軽に相談して欲しい」と話している。
　なお、同センターでは中心商店街でイベントを開催したいという人やグループのサポートも受け付けている。内容などをヒアリングした上で、中市のＮａｃや道場門前のオアシスどうもんなど、適した会場を紹介。道路占有許可などの取得も支援する。問い合わせは同センター（出店希望TEL０８３－９２５－２３００、イベントTEL０８３－９４１－５３５３）へ。