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2012年12月14日

土田康彦さんが菜香亭に作品寄贈 過去から現代の山口「イシンの瞬間」

土田康彦さんが菜香亭に作品寄贈 過去から現代の山口「イシンの瞬間」

 イタリア・ベネチアを拠点に世界中で活躍する芸術家・土田康彦さんが6日、山口市菜香亭の指定管理者・歴史の町山口を甦らせる会(福田礼輔理事長)に「イシンの瞬間」と名付けた作品を贈った。彼は、ベネチアンガラスの生産地・ムラーノ島にアトリエを構えることを許された唯一の日本人だ。
 今年11月末から今月上旬にかけて「日本のクリスマスは山口から」事業で山口市に滞在した彼の初来山は、昨年の6月。その時同館を訪れた土田さんは「ここの庭に代表されるように、山口ほど日本の美しい四季が映るところはない」と感じたそうだ。その後イタリアで、山口で学んだことを振り返るうちに「恩返ししたい」との気持ちが募ってきたのだという。
 一見しただけだとガラスだとは思えない、色や透明感をそぎ取ったアイボリーの作品は、素材でなく造形で勝負する土田さんのスタイル。「イシンの瞬間」の表面は、マット状の部分とダイヤで研磨された部分とで真っ二つになっている。前者で大内文化、後者で幕末~明治維新を表現した。さらに作品の単純性は、現代の山口の「シンプル」な生き方を表しているのだという。
 土田さんは「未来でなく歴史に重きを置くわたしにとって、ルーブル美術館よりも大事に思う菜香亭に作品を置いてもらえることは、この上ない喜び」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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