サンデー山口

　県内でインフルエンザが流行シーズンに入ったと、県が発表した。これから本格的に広まる恐れがあることから、感染予防に努めるよう呼び掛けている。
　県のまとめでは、昨年12月17日から23日に県内69の定点医療機関から報告のあった患者数は52人だったが、翌週（同24～30日）は103人と倍増。1医療機関当たりの患者数を示す定点当たりの報告数も0・75人から1・49人となり、流行開始の目安となる1人を上回った。山口市内では、定点（8医療機関）当たり報告数が同期間では0・38人から1・38人となったが、年をまたいだ12月31日から1月6日までの報告では、3・25人と急増している。
　インフルエンザの感染予防には、うがいと手洗いをする▽栄養、睡眠を十分に取り、抵抗力を高める▽流行期には、なるべく人込みを避ける▽せきやくしゃみが出る時はマスクを着用する▽インフルエンザかなと思ったら、早めに医療機関を受診する―ことが欠かせないという。