サンデー山口

　昨年4月に初開催された「第1回湯田温泉スリッパ卓球大会」には、ダブルス88組、男子シングルス64人、女子シングルス43人が全国各地からエントリー。会場には思い思いの装いに身を包んだ参加者たちが集い、笑いや歓声の絶えない和やかな1日となった。卓球の“素人”が“玄人”と互角に渡り合えるのがスリッパ卓球のおもしろいところで、そんなシーンも随所で見られた。
　「第2回湯田温泉スリッパ卓球大会」が、4月6日（土）に開催される。同実行委員会（西岡稀海香委員長）の主催で、県施設管理財団とサンデー山口が共催する。
　800年という歴史を持ち、県内最大の宿泊受け入れ能力を有する湯田温泉。しかしながら、全国的な旅行動向の変化や経済情勢の影響を受け、宿泊者数は減少してきている。そこで、同温泉のにぎわい創出を目的に、温泉地の風物詩として知られる卓球を「Ｂ級スポーツ」に仕立て上げた。ラケットの代わりに、ホテルで使用されるスリッパを使用しての卓球競技だ。イメージキャラクターを務めるのは、市出身のロンドン五輪卓球女子銀メダリスト・石川佳純選手。昨年同様に相乗効果を目指し、毎春恒例の湯田温泉白狐まつり（今年は6・7日）に合わせて開催される。
　※大会概要の詳細は、27日（水）付紙面で詳しく紹介します。問い合わせ等は事務局（ラグタイム内、TEL083－925－6843）へ。