サンデー山口

　知らなかったことを知った時の喜びは、誰にでもあるもの。大人になってから「あの時もっと勉強しておけばよかった」「定年退職して時間ができたので、何か勉強がしたい」と思っている人も多いだろう。
　何歳になっても得られる“学ぶ楽しさ”を実感できる山口大の本年度「公開講座」が、4月20日（土）から吉田キャンパスなどで順次開講。受講生を募集している。
　全25講座が用意され、文系・理系各分野の第一線で活躍する教授陣による、趣向を凝らした講義を聴講できる。具体的には、世界的にも注目されている時間学の基礎を学べる「時間学への招待」、医学系の「難病は治せるか」、実習を交えた「歩いて、学んで、理解する。カタログにない秋吉台」、理学系の「砂の不思議とインターネットの発達」、資格取得を目指す「日本語教育能力検定試験対策講座」など多岐にわたる。
　受講料、日程、定員等の詳細は、1日付本紙紙面やウェブサイト（http://www.ext.yamaguchi-u.ac.jp/）で確認のこと。
　併せて、学生向け講義の一部を一般の人も聴講できる「開放授業」の受講生も募集中。日本語学、経済数学など10講座で、受講料は1科目9千円または4500円。締め切りは8日（金）午後5時までで、応募者多数の場合は抽選。
　申し込み・問い合わせは同大エクステンションセンター（TEL083－933－5059）へ。