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2013年03月16日

仁保出身の画家・故田口克己さん 遺作2点が市へ寄贈

 仁保下郷出身の画家・故田口克己さんの遺作2点が、このほど遺族から市へ寄贈され、市の2施設で展示されている。
 昨年11月、C・S赤れんが開館20周年記念事業として「田口克己回顧展」が開催された際、来館した妹の田口七美さん(75)から遺作寄贈の申し出があり、実現した。贈られたのは「仏壁」(50号)、「逆光の教会」(10号)の2点で、いずれも回顧展に出展されていた作品。前者は、81(昭56)年のサロン・ドートンヌ展(フランス)入選作品で、出身地でもある仁保地域交流センターに飾られている。後者は、回顧展が開催されたC・S赤れんがに掲出された。「建物の雰囲気に合う作品を」との同施設の希望に、七美さんが応えた。
 田口さんは19(大8)年、仁保下郷生まれ。山口師範学校(現在の山口大教育学部)卒業後、美術教師を務めながら創作に打ち込み、山口在住作家による「新美術協会」を立ち上げるなど美術教育にも力を注いだ。国際的な美術展でも入賞を重ね、さらに県芸術文化振興奨励賞、教育功労者・文化功労者文部大臣表彰、叙勲など表彰も多数。後進の芸術家育成にと、市へ寄付金を残し06(平18)年、87歳で亡くなった。「やまぐち新進アーティスト大賞(田口克己賞)」「やまぐちACS賞」は、田口さんの寄付を基に、市芸術家育成支援事業として創設された。
 C・S赤れんがの蔵重千恵子事務長は、田口さんが仁保中の校長を務めていた際の在校生。「校外写生などではとても張り切っておられ、絵の描き方も教わった。『逆光の教会』は静かな絵だが、教会が背負ってきた歴史を見た人に感じさせる迫力もある。たくさんの人に見てほしい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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