サンデー山口

47（昭22）年創業、山口を代表する総合建設業（ゼネコン）の社長に4月に就任して約2カ月が経過。「11年間、副社長として経営に携わってきた経験を生かし、前社長の父まで築き上げてきた信頼をより強いものにしていきたい」と意気込む。
　公共施設やマンションを手がけるイメージが強いが、一方で一般住宅の新築やリフォームにも力を入れている。「常識にとらわれず、時代の変化に柔軟に対応することはもちろんだが、座右の銘『確乎不動』のように、自分自身の思いや意志は大切にしていきたい」
　映画鑑賞が趣味。特に洋画は、約10年間で1千枚以上のＤＶＤを集めるほどのファンだ。「丸1日、映画を見て過ごす休日もある。中でもギャングものが好きで、俳優アル・パチーノの男らしさにあこがれている」

69（昭44）年12月、堂の前町生まれ。山口高、法政大工学部卒。大学卒業後、大手ゼネコン・前田建設工業（東京）で現場経験を積んだ。97（平9）年、山口へＵターンするとともに山口建設へ入社。