サンデー山口

　4月25日に徳地堀の国道376号で、道路標識（高さ約3・5メートル）の支柱が根元から折れ、転倒しているのが見付かった。支柱の腐食が進んだのが原因とみられる。
　これを受けて県は、管理する約3433キロの道路に設置している標識・照明・反射鏡（カーブミラー）の一斉点検を5月末までに実施し、その結果を発表した。
　点検は、週1回以上なされている道路パトロール中に目視で著しいさびを見つけた場合、触診・打音検査などを実施。山口市と防府市が管轄の防府土木建築事務所管内では、計31基に問題が見付かった。内訳は標識21基、照明1基、反射鏡9基。県内全体では計151基（標識93、照明4基、反射鏡54基）だった。これらの標識などは安全確保のためすべて撤去され、順次新しい物が設置される。