サンデー山口

　山口大と県立大の留学生が市内とその周辺の観光地などを実際に見学し、帰国後に山口の魅力を情報発信してもらう市の「留学生インバウンド観光大使」事業が本年度も始まった。
　市内在住で来春卒業見込み、または短期留学などで帰国予定の学生が対象。本年度の参加者はアジアからの14人で、内訳は中国・韓国各4人、タイ6人。22日には第1回研修として、瑠璃光寺周辺や秋吉台・秋芳洞などを巡った。市菜香亭では浴衣の着付け体験をして、日本の文化に触れた。
　今後、7月に徳地と中心市街地、10月に阿知須と阿東、11月に湯田温泉で研修が実施される。研修終了後に山口市の観光をテーマにしたリポートを提出し、市長から「山口市観光大使」の委嘱状が渡されることになっている。