2013年06月28日
7月1~10日 復活!「夏の山口デー」 駐車場無料化も

1910(明43)年から80年間にわたり開催された「夏の山口デー」が今年、23年ぶりに復活することになった。
山口デーは、1909(明42)年12月に(当時の)山口町の商店が、統一期間に一斉売り出しをすることで「近隣からのお客を呼び込もう」と始めた。夏の山口デーは、その半年後にスタート。以降、大正から昭和にかけて、抽選による景品進呈を主サービスとする大売り出しが続けられた。その特賞も、ミシン、タンス、自転車、玄米10俵、牛1頭、現金、クルマ、カラーテレビ、クーラー、沖縄旅行など、時代とともに変化。毎年多くの人出でにぎわったが、環境の変化等により90(平2)年に中止された(冬は継続中)。
今回の夏の山口デーは、初心に立ち返り「商店街統一売り出し」として開催され、以前のような抽選会は実施されない。期間は、7月1日(月)から10日(水)までの10日間だ。
約13万枚配布された宣伝用大型チラシには、大市、中市、米屋町、新町、駅通り、道場門前、西門前という、中心商店街を構成する各組合の名称は、ごく一部にしか登場しない。「山口市中心商店街」を一つの大モールに見立てているからだ。立地する約230店舗は、「ファッション」「生活用品」「サービス」「食品」「飲食」「その他」の6ジャンルに分類された上ですべて掲載された。そのうち84店舗は、個店の詳細情報もある。また、ガイドマップには、店舗の位置やイベント、休憩場所、交通アクセスなどが、詳しく書かれている。
期間中の同7日(日)には、「それいけ! アンパンマンショー」が、午前11時からと午後2時からの2回、Nacで開催される。先日「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」(バンダイ)で12年連続1位となった超人気キャラクターの登場だ。各ステージ終了後には、握手会および記念撮影会もされる。同日同会場では「大学生によるにぎわいステージ」が、午後0時半と3時半からの2回開催。さらに、YCAM10周年記念事業(同6日~)が各所で催され、「子育てママ」によるイベントも企画されている。
また、同1日から31日まで、中心商店街に立地する6駐車場(中市・井筒屋、中市第2、米屋町、道場門前第1、道場門前大、西門前)が、午前11時から午後2時までの間、無料化される。
問い合わせは、市商店街連合会(TEL083-925-2300)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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