サンデー山口

31日（水）から阿知須のきらら浜で開催される「第16回日本ジャンボリー」まで、1カ月をきった。県連盟コミッショナーとして、大会で催される場外プログラムの指揮をとる。「山口の子どもたちが言語や文化の違う多くの仲間たちと交流して、世界を広げる機会になれば」
　父の勧めで小5からボーイスカウト活動を始めて45年。長年の経験から「ロープの結び方など技術の習得や、新しい人間関係づくりができ、間違いなく視野が広がった」と話す。
　大会へ向けて「市内での開催はまたとないチャンス。一般の人も参加できる見学・体験プログラムを利用して、ぜひ会場に足を運んでほしい」と呼びかける。
　私生活では、昨夏、初孫が誕生。「孫の成長を見るのが、今の楽しみのひとつ」と笑顔を見せる。

58（昭33）年3月、宇部市生まれの55歳。宇部工業高卒。08（平20）年6月、日本ボーイスカウト山口県連盟コミッショナーに就任。趣味は磯釣り。体力づくりのため、宇部市の荒滝山など軽登山も。