2013年07月10日
20日 岩川隆と北森鴻 その軌跡をたどる文化講座
文学講座「書くということ 2人の作家の軌跡 岩川隆と北森鴻」が、20日(土)午後1時半から3時半まで、県立図書館で開催される。聴講無料。
これは、近代以降に文壇で活躍した県出身またはゆかりのある文学者(故人)の功績をまとめた冊子「やまぐちの文学者たち」の増補版が、2月に発刊されたことによる。第1弾は97(平9)年度に63人の文学者を選出して作成。それから15年が経過したため、新たな文学者を掘り起こそうと昨年度、民俗学者の宮本常一(周防大島町出身)ら17人を追加し、再編集された。
当日は、防府市立防府図書館の森川信夫館長が岩川氏について、作家の浅野里沙子さんが北森氏について、それぞれ話す。
岩川氏は33(昭8)年岩国市生まれ。大学卒業後に上京し、創刊直後の「週刊文春」など雑誌記者として活躍した後、本格的に作家活動を開始。ルポルタージュを得意とする一方、小説「海峡」などは直木賞候補にもなった。01(平13)年没。
北森氏は61(昭36)年下関市生まれで、父親の転勤に伴い山口市へ移り、湯田小・湯田中を卒業した。東京で編集プロダクションに勤めながら小説を執筆。99(平11)年には「花の下にて春死なむ」が第52回日本推理作家協会賞・短編および連作短編集賞を受ける。10(平22)年没。
定員は40人で、12日(金)までに申し込むこと。なお、定員に満たない場合は、引き続き参加募集される。問い合わせは、県文化振興課内の同協議会事務局(TEL083-933-2627)へ。
同書はA4判、168?で、山口市など県内8市と18の文学団体で構成される「やまぐち文学回廊構想推進協議会」(福田百合子会長)が編集を担当した。
これは、近代以降に文壇で活躍した県出身またはゆかりのある文学者(故人)の功績をまとめた冊子「やまぐちの文学者たち」の増補版が、2月に発刊されたことによる。第1弾は97(平9)年度に63人の文学者を選出して作成。それから15年が経過したため、新たな文学者を掘り起こそうと昨年度、民俗学者の宮本常一(周防大島町出身)ら17人を追加し、再編集された。
当日は、防府市立防府図書館の森川信夫館長が岩川氏について、作家の浅野里沙子さんが北森氏について、それぞれ話す。
岩川氏は33(昭8)年岩国市生まれ。大学卒業後に上京し、創刊直後の「週刊文春」など雑誌記者として活躍した後、本格的に作家活動を開始。ルポルタージュを得意とする一方、小説「海峡」などは直木賞候補にもなった。01(平13)年没。
北森氏は61(昭36)年下関市生まれで、父親の転勤に伴い山口市へ移り、湯田小・湯田中を卒業した。東京で編集プロダクションに勤めながら小説を執筆。99(平11)年には「花の下にて春死なむ」が第52回日本推理作家協会賞・短編および連作短編集賞を受ける。10(平22)年没。
定員は40人で、12日(金)までに申し込むこと。なお、定員に満たない場合は、引き続き参加募集される。問い合わせは、県文化振興課内の同協議会事務局(TEL083-933-2627)へ。
同書はA4判、168?で、山口市など県内8市と18の文学団体で構成される「やまぐち文学回廊構想推進協議会」(福田百合子会長)が編集を担当した。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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