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2013年08月31日

9月3~29日 大和保男さん70年の作陶を振り返る

9月3~29日 大和保男さん70年の作陶を振り返る

県立萩美術館で作品展

 山口萩焼の代表的な作家で、県の無形文化財にも指定されている大和保男さん(80)の70年にわたる作陶活動の集大成とも言える作品展「大和保男の陶芸―魂の造形」が9月3日(火)から29日(日)まで、萩市の県立萩美術館・浦上記念館で開催される。

 山口萩焼の開祖・大和作太郎氏の孫に当たる保男さんは、10代のころから陶芸にかかわり、父の春信氏から指導を受けてきた。その後、塩を使って赤茶色になる新しいうわぐすり「炎箔」を作り出して評価を受けたほか、萩焼を素材とする陶板による大規模な陶壁を30面以上制作している。県美術展や日展などに20代で初入選を果たし、88(昭63)年に県の無形文化財に指定された。
 この作品展では、保男さんの長年の創作活動を約100点の代表作などで振り返る。展示は現在から過去をおおむね年代別にさかのぼるという流れになっており、まずは最新作の陶壁作品「山河映照―流転」がお出迎え。高さ2・4メートル、幅7メートルの大作で「これまでの人生を振り返り、これからも作品を作り続けていくという決意を込めた作品」と保男さん。さらに、代表作の「鉄線文茶碗」「記憶の塊跡・海(波濤海流文長方陶筥)」をはじめ、古くは保男さんが20~30代だった1950~60年代に作ったつぼや花器といった作品なども一堂に会する。
 そして、10代後半から20代にかけて描きためていた自画像などのスケッチ約10点を初公開。保男さんは「若いころは独学で油絵など、さまざまな工芸に挑戦した。スケッチから伝わる悩み多き時代のわたしの生きざまを見てほしい」と話している。
 なお、期間中の21日(土)には、茨城県陶芸美術館長の金子賢治氏による記念講演会(当日先着80人、聴講無料)があるほか、毎週日曜日の午前11時からは保男さんと担当学芸員の石崎泰之さんによる列品解説も実施される。
 開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時半)まで。大人1千円、70歳以上と学生800円、18歳以下および高校生などは無料。9月9日(月)は休館。問い合わせは、同美術館(TEL0838-24-2400)へ。

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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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