2013年09月04日
野田学園6年B組制作 ストップモーションムービーが人気!

野田学園中学高等学校6年B組の生徒(25人)によって制作された「ストップモーションムービー ~ありえないことへの挑戦」が今、全国的に注目を集めている。
ストップモーションムービーとは、実写版のパラパラ漫画のこと。静止している人間や物体を1コマごとに少しずつ動かして写真を撮影。連続して映像化することで、あたかも動いているかのように見せるものだ。同校での取り組みは、10(平22)年の文化祭から。部活動などで事前準備や練習に十分に参加できない生徒も一緒に作り上げられるものを、と担任の徳光大拓教諭が考え、テレビ番組からアイデアを得てストップモーションムービーを初制作。翌年には、ストーリー性を加えた作品を作り上げた。それ以降、徳光教諭の担任クラスの定番出し物となった。
本年度の作品では、クラス全員で考案した数々の「ありえないこと」に挑戦。「私達に、ドアはいらない。」、「遅刻しそうなので飛んできました」など、ストップモーションムービーでしか実現できない映像を制作した。さらに、工夫をこらしたCMも見どころのひとつ。準備期間はおよそ1カ月だったが、実際の撮影期間は3~4日ほど。写真の総撮影枚数は、1200枚に及ぶ。
6月末の文化祭で公開した作品を「どこにいても自分たちの活動が紹介できるように」と動画サイトyoutubeに投稿。そこから全国的に注目を集めることにもなった。7月11日放送のNHK「Rの法則」では、10秒間の動画コンテストでグランプリに。8月21日放送のフジテレビ「めざましテレビ」でも取り上げられ、7作品の中から1位に選ばれた。動画の再生回数は8615回となっている(9月2日時点)。
同クラスの福原直人さんは、「何人も一緒に撮影するときはタイミングがなかなか合わず、苦労した。自分たちが楽しむだけでなく、作品を見た人を楽しませることもできて、うれしい」と話す。担任の徳光教諭は「生徒たちの学校生活の思い出のひとつになれば。機会があれば、より洗練されたものを発信したい」と笑顔。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(1)
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この記事へのコメント
とてもすごいです!参考にさせていただきますm
Posted by 若草^^ at 2016年10月24日 14:00