サンデー山口

　予備軍まで含めると約1400万人。日本で増加の一途をたどっている糖尿病への関心を高めてもらうことを狙いとしたシンポジウムが、29日（日）午後1時から5時まで、吉敷下東の県総合保健会館で開催される。日本糖尿病協会、同県支部の主催。
　まず、永寿総合病院の渥美義仁糖尿病臨床研究センター長が「糖尿病の予防と治療～生活習慣の工夫から新しい薬物治療まで」について講演する。続いて、今年5月に80歳でエベレスト最高齢登頂者となった、登山家でプロスキーヤーの三浦雄一郎氏が登壇。「人生はいつも『今から』～一歩一歩登りつづければ頂上に立てる」と題して話す。さらに、糖尿病腎症を中心に意見交換や質疑応答などが実施。糖尿病についての展示、血糖・血圧測定、健康相談もある。
　定員500人。入場無料だが、事前の申し込みが必要で、往復はがきに郵便番号と住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望者名（5人まで）を明記し、山口労災病院「糖尿病シンポジウム」事務局（〒756－0095 山陽小野田市大字小野田1315－4、TEL0836－83－2881内線490）へ。20日消印有効。