サンデー山口

　各地に多くの被害がもたらされた東日本大震災。東北地方の中心都市である仙台市でも沿岸部で津波が発生するなどし、1千人近い人命が奪われた。その震災からの復興で陣頭指揮を執った奥山恵美子・仙台市長による講演会が11月10日（日）、県婦人教育文化会館（カリエンテ山口）で開催される。男女共生社会の実現を目指す「やまぐちネットワークエコー」の主催。
　講演は午後1時半からで、同会が実施する「男女を活かす生涯学習ネットワーク研究会」のプログラムの一環。奥山市長は「3・11から学んだこと～防災・減災と女性たち」と題し、男女共同参画の視点から震災時の対応や事前の備えなどについて話す。奥山市長への質疑応答の時間も設けられている。
　また、これに先立つ午前中は、県立大附属地域共生センターの加登田惠子所長をコーディネーターに迎える世代間交流サミットを開催。「今が旬！ 世代をつなぎ　共に生きる」をテーマに、県内外で地域貢献活動に取り組む4人のパネリストが話し合う。
　定員120人で、参加費500円。申し込み・問い合わせは、28日までに、同会の原田雅代さん（TEL083－925－4863）へ。