サンデー山口

　住民と学生が一緒に学びながら、地域活動に貢献できる人材を育成する県立大の公開講座「桜の森アカデミー」が開講した。
　この講座は、本年度に採択された文部科学省の「地（知）の拠点整備事業」の一環。受講生は11月から来年3月までの5カ月間、山口の歴史や文化に関する知識を習得する「やまぐち学」と、子育てがテーマの「健康づくり」の2コースに分かれ、講義や実習などを通じて知識や世代間交流を深める。
　2日に県政資料館であった開講式には、江里健輔学長や加登田惠子附属地域共生センター所長、受講生13人らが出席。事業内容や講師の紹介、受講生による決意表明の後、同アカデミーの看板を掲出した。
　全体受講の申し込みは締め切られたが、各講座の個別受講は可能。問い合わせは、同センター（TEL083－928－5622）へ。