サンデー山口

　1月の全日本卓球選手権で女子シングルス・ダブルスの2冠を達成したロンドン五輪銀メダリスト・石川佳純、同ジュニア男子シングルスで見事初優勝を遂げた野田学園高2年・吉村和弘選手らを輩出し、今や「卓球王国」とも呼べそうな山口市。佳純選手の妹・石川梨良選手もＪＯＣの強化育成プログラム・エリートアカデミーで腕を磨いており、姉妹そろってのオリンピック出場も期待されている。
　その卓球と、山口市の中心部・湯田温泉とを“掛け合わせた”Ｂ級スポーツ「湯田温泉スリッパ卓球大会」が、一昨年、昨年に続いて4月5日（土）に開催される。同実行委員会（西岡稀海香委員長）の主催で、県施設管理財団とサンデー山口が共催する。
　第1回目には、ダブルス88組、男子シングルス64人、女子シングルス43人が、2回目にはそれぞれ102組、77人、41人が、全国各地からエントリー。ベストドレッサー賞が設けられていることも手伝い、思い思いの装いに身を包んだ参加者たちが集う、笑いや歓声の絶えない和やかなスポーツ大会だ。卓球の“素人”が“玄人”と互角に渡り合えるのがスリッパ卓球のおもしろいところで、そのようなシーンも随所で見られた。
　これまで同様に相乗効果を目指し、毎春恒例の湯田温泉白狐まつり（今年は5・6日）に合わせて開催される。
　※大会概要等の詳細は、14日（金）付紙面で詳しく紹介します。問い合わせ等は事務局（ラグタイム内、TEL083－925－6843）へ。