サンデー山口

　建設関連事業を手がけるシマダの社長・嶋田日出夫さんの「美術家」としての顔が見られる企画展「嶋田日出夫展」が、駅通りの「Ｎ3アートラボ」で開催されている。入場無料。
　嶋田さんは、54（昭29）年山口市生まれ。山口高から東京芸大美術学部絵画科を経て、ドイツのデュッセルドルフ・クンストアカデミー（美大）に留学。84（昭59）年に帰国後は家業にいそしむ傍ら、ドローイングやタブロー作品を制作してきた。会場には、小さなドローイング約130点をギャラリーの壁に再構成した作品と、木の枝・石灰が使われた新作の立体作品1点が展示されている。
　会期は、きょう15日とあす16日、21日～23日（日）の午後2時から6時まで。そのほかの日も予約すれば鑑賞することができる。
　嶋田さんは「本展は副題が『ビオハウスへのオマージュ』となっており、住空間や自然環境への配慮などについても、思索してもらえたらいいなと思います」と来場を呼びかけている。予約は、中野良寿さん（TEL090－9003－6944）へ。