サンデー山口

　数年後には社会に巣立っていく中学生。この目まぐるしく変化する「正解のない世界」で「生きていく」ために「本質的に必要な力」とは何なのか？　また、今後はどのような「素養」が求められていくのか？
　スパイスアップ・ジャパン代表取締役でＪＩＮ－Ｇ執行役員の豊田圭一さんが、「この時代を生き抜く力」について話す講演会が、6月1日（日）午前10時半から正午まで、湯田温泉のホテルかめ福で開かれる。参加は無料。
　69（昭44）年生まれの豊田さんは、幼少時の5年間をアルゼンチンで過ごした。海外教育コンサルなどを経て、現在はグローバル人材育成のための海外研修事業「ミッションコンプリート」などに携わる。この事業は、ＴＶ番組「ガイアの夜明け」で「今こそ“殻”をやぶれ！～人材活用の最新手法」として紹介された。関東地方では、企業の人材育成研修や大学生向け講演会、留学生事業を行うなど、各種経験も豊富。さらに、今年4月に出た最新刊「引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術」では、どんな状況におかれても成果をあげるための「意識の切り替え」のヒントをつづっている。
　講演会の主催は（公社）山口青年会議所（林宏信理事長）。山口市の中学生24人が韓国・公州市を訪問する「第20回山口・公州ジュニア交流隊」の研修会も兼ねる。「中・高・大学生、新社会人にとっても、今後の『生き方』を指南してくれるまたとない機会。保護者の方のみや生徒さんだけでの参加も可能。年齢を問わず、ぜひ聴講してください」と、担当する堀毅青少年開発委員長は呼びかける。
　問い合わせは、同事務局（TEL083－922－7646、平日午前10時～午後4時）へ。