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2014年06月20日

8月3日 3年ぶり山口薪能 人気の野村萬斎も出演

8月3日 3年ぶり山口薪能 人気の野村萬斎も出演

 「山口薪能」が、8月3日(日)午後6時半から、野田神社能楽堂で開催される。3年ぶりの今回も重要無形文化財総合指定保持者の粟谷能夫や、テレビ出演も多い野村萬斎などの豪華な顔ぶれがそろい、その完成された「舞い」が堪能できそうだ。
 同能楽堂は室町時代風のすぐれた建築様式を誇り、全国屈指の野外能楽堂として知られている。91(平3)年の移転修復を機に執り行われるようになった「山口薪能」は、回を重ねて今回で16回目。ゆく夏を惜しむ山口の風物詩として親しまれてきた。
 能「羽衣」を披露するのは、今回も長州藩とゆかりの深い喜多流の粟谷能夫。狂言「蚊相撲」は和泉流の野村萬斎が演ずる。
 「羽衣」は、昔話でなじみ深い羽衣伝説をもとにした能。美しい羽衣を返してもらった天女が、舞いながら富士山を見下ろし、空高く去っていく様子が表現される。
 「蚊相撲」は、大名と蚊の精が相撲を取るという奇想天外な構想で人気の1曲。萬斎は蚊の精として登場し大名との相撲や、正体が発覚しうちわであおがれながらも勝つ様子などを約30分間にわたって熱演する。そのほか、舞囃子「敦盛」や仕舞「高砂」「天鼓」など幽玄の世界が繰り広げられる。
 入場券は、A席8千円(250席)、B席5千円(200席)、C席3500円(100席)で、S席1万円(300席)は完売。申し込み・問い合わせは、山口観光コンベンション協会(TEL083-933-0088、ウェブサイトhttp://yamaguchi-city.jp/takiginou/)へ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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