2014年06月21日
7月6日 山口メセナ倶楽部 20周年記念公演 「メセナで育む文化の力」

市内の団体、事業所および個人が対等に金銭を拠出することで地域の芸術文化活動を支援する山口メセナ倶楽部が、94(平6)年6月の設立から20周年を迎える。それを記念して、「山口市の文化」を存分に味わえる公演を、7月6日(日)午後1時から4時まで、YCAMで開催する。
出演するのは、過去20年間の支援団体中、特に優れた「読売山口メセナ大賞」を受賞した次の6団体。[山口クレモナオーケストラ]子供のための弦楽オーケストラ(第19回大賞)ロビーウエルカム演奏(1時~)▽[長州青組]よさこい(第10回大賞)男なら、契り(1時半~)▽[山寺コンサート実行委員会]子ども達の鷺流狂言体験と童舞復元活動(第18回大賞)文荷(2時~)▽[劇団演劇街]湯田温泉を拠点に活動(第16回大賞)ダイジェスト版はらぺこおおかみと赤ずきん(2時15分~)▽[山口国際交流芸術祭実行委員会]毎年ヨーロッパの文化、芸術を紹介(第17回大賞)ヘンデル:メサイアより抜粋(2時55分~)▽[第九を歌う会 アン ディ フロイデ]国内外で活躍(第11回大賞)歓喜の歌(3時10分~)。
入場無料だが、鑑賞には整理券が必要。「山口メセナ倶楽部20周年記念公演鑑賞希望」と明記の上、氏名、住所、電話番号、ファクス番号を書いて、同事務局(山口商工会議所内、yc@yamacci.or.jp、083-921-1555)へメールまたはファクスで。
山口メセナ倶楽部が14年度総会 メセナ大賞に「鷺の舞保存会」
山口メセナ倶楽部は、14(平26)年度の総会を、17日に湯田温泉の西村屋で開催した。
前年度は、15事業に対し計218万円を助成。本年度は引き続き、市内で開催される文化芸術活動の支援と、減少を続けている会員の増強、20周年記念事業に取り組む。
閉会後には、20回目となる読売山口メセナ大賞の授賞式があった。前年度支援団体の中から選ばれたのは「鷺の舞保存会」(山口政則会長、TEL050-3470-7858)。
山口祇園祭の初日(7月20日)にある伝統行事だが、昨年、舞を取り仕切る「頭屋」の1人が引退。そこで、口伝のみで伝わっていた所作などをきちんとした形で映像に残し、後世に伝えていこうとDVDの作成を思い立った。同倶楽部はその費用を助成したもの。受賞を受け山口代表は「このDVDを活用し、山口の伝統を守るため、若い人たちに鷺の舞を継承していきたい」と述べた。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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