2014年08月02日
6日・7日 山口七夕ちょうちんまつり

紅の炎で山口市の夏の夜空を染め上げる「山口七夕ちょうちんまつり」が、今年も6日(水)と7日(木)の2日間、市中心部で開かれる。“静”(紅ちょうちんが作り出す幻想的な灯のトンネル)と“動”(勇壮な山笠、みこし、よさこい)とで彩られるこの催しは、秋田の「竿灯」、青森の「ねぶた」と並ぶ「日本三大火祭り」の一つにも数えられる。
6日・7日
午後7時から竪小路(3000個)で、7時半からは中心商店街(西門前、道場門前、米屋町、中市、大市、駅通り、新町)で、ちょうちん笹飾りによる紅のトンネルが誕生する。このように、アーケード内で火がともされることは全国的にも非常に珍しい。長い竹ざおに、1本当たり約40個のちょうちんが飾りつけられた笹飾りが、約200本設置される。
6日
築山神社(上竪小路)では午後6時から「大内氏御霊なごめ祭り」が開かれ、歴代大内氏を慰霊する。八坂神社(同)境内には「つながる大殿七夕ちょうちんの灯」で約1100個のちょうちんが並ぶ。6時40分から火起こしの儀があり、7時から順次火がともされる。また、山口ふるさと伝承総合センターでは、8時半まで縁日や和楽コンサートが楽しめる。
一方、パークロード会場は、6時半に県警音楽隊の演奏で幕開け。7時には市役所前庭に、約800個のちょうちんで飾られた高さ15メートル、幅8メートルの「ちょうちんツリー」がお目見えする。
さらに、新亀山公園ふれあい広場の特設ステージでは「yab舞楽祭2014」があり、ラテン音楽や和太鼓などのステージが楽しめる。
「山口十境詩」の新山笠と、約150個のちょうちんで飾られた提灯御輿2基の巡行は8時からで、県道204号線とパークロードを練り歩く。
7日
午後5時半から、特設ステージで、「DANCE WAVE MINAKOIのんた」が開催。約20団体による、よさこいなどの演舞が披露される。
また、人の背丈ほどのミニツリーが、6時半からパークロードに100基、7時から駅通りに40基、同じく商工会議所前に20基設置される。一方駅通り(山口地方裁判所前)では、ミニツリーに願いを書いた短冊を飾りつけることもできる。
さらに、約500個のちょうちんで飾られ、「山口」の文字が浮かびあがる縦14.5メートル、横38メートルのすだれちょうちんが登場するほか、巡行を終えた新山笠が飾られる。
湯田温泉街でも祭りは開催(7時~9時半)。湯の町通りにちょうちん笹飾りが設置され、中心商店街同様紅のトンネルが楽しめる。錦川通りには、願いを書いた短冊を飾れるミニツリーが設置される。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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