サンデー山口

　眼科検診の大切さについて考える第15回「目の健康講座イン山口」が14日（日）午後1時半から4時まで、山口市民会館で開かれる。入場無料。
　講座は2部だてで、第1部では、わが国の視覚障害の2大要因「糖尿病網膜症」と「緑内障」とその治療について解説が聞ける。「糖尿病網膜症」は、腎症、神経障害とともに糖尿病3大合併症のひとつで、糖尿病患者数の増加とともに発症する人も増えている。一方「緑内障」は、わが国の失明原因の第1位。日本緑内障学会の調査によると、40歳以上の約20人に1人の割合で患者がおり、緑内障と気づかずに生活を送る人が多いという。
　第2部は目の健康相談。当日受け付ける質問について回答がされる。また、展示ホールでは、視覚障害者が使う機器の展示もある。
　主催の県眼科医会は、「快適な生活には、目の健康維持が不可欠。そのためにも眼科検診の大切さを分かってもらえれば」と来場を呼びかける。