アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 88人

店長情報 トップページ
店長情報

2014年09月17日

10月12日 60周年公演を能楽堂で 山口鷺流狂言保存会

 山口鷺流狂言保存会(樹下明紀会長、TEL083-920-4111)は、10月12日(日)午後1時半から「結成60周年記念公演」を開催する。会場は野田神社能楽堂(天花1)で、入場は無料。定員は800人(当日先着順)。
 江戸時代、家元制度を取っていた狂言には、大蔵流、和泉流、鷺流の3流派があった。しかしながら、明治維新・幕府瓦解のあおりを受け、鷺流だけが途絶えてしまった。
 山口に現在つたわる鷺流狂言は、長州藩お抱え狂言方・春日庄作が始祖。彼は、分家・鷺伝右衛門派に学び、江戸時代末期に活躍。明治になり厚狭郡(現宇部市)で農業に従事していたが、1886(明19)年、野田神社の上棟式で神事能に招かれ、狂言方として出演した。それが縁で、山口・本圀寺(道場門前)に移り、趣味として習いにきた人々に狂言を教えるように。これが、現在の山口鷺流狂言の始まりだ。町の人々が相互に稽古をつける「伝習会」によって、鷺流は受け継がれていった。
 ところが、大正期には春日の直弟子もいなくなり、急速に衰微。それを憂えた有志は、54(昭29)年に「山口鷺流狂言保存会」を結成した。67(昭42)年には県指定無形文化財の第1号に指定され、現在は小林栄治氏と米本文明氏が県指定無形文化財技術保持者となり、約20人の後継者を育成している。
 記念公演には、この2人を含む13人が出演。「末広がり」「棒しばり」「蟹山伏」「太刀奪」「鬼瓦」の5曲が演じられる。同会の米本太郎さん(32)は「5年に1度の能舞台での鷺流狂言、ぜひご覧ください。駐車場には限りがあるので、ご注意を」と来場を呼びかけている。雨天決行。


同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内
7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場
7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催
明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(185)大村益次郎
山口メセナ倶楽部 メセナ大賞は山口萩焼作家協会に
7月13日 「山頭火」を堪能しながら夕涼み 金光酒造で「ヒヤガーデン」
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内 (2019-07-27 00:00)
 7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場 (2019-07-27 00:00)
 8月18日まで 「香月泰男のシベリア・シリーズ」展 山口県立美術館で (2019-07-27 00:00)
 7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催 (2019-07-27 00:00)
 8月31日まで あなたもオリンピックに参加できる! 山口県聖火ランナー募集中 (2019-07-27 00:00)
 【1行記事】 (2019-07-27 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。