サンデー山口

　子どもたちに地域の“仕事”を知ってもらい、ふるさとで暮らす夢を抱いてもらう―。5日（日）午前9時半から午後4時まで、小郡下郷の市小郡地域交流センターで、第2回「新山口ゆめフェスタ」が開催される。同実行委（TEL083－973－4274）、一般社団法人吉南青年会議所、おごおり地域づくり協議会の主催。
　小学生対象の職業体験コーナーには、病院や薬局、歯科医院、工務店、美容、花店、印刷など、小郡を中心に市南部に拠点を置く18の企業やお店、施設が並ぶ。無料で自由に参加でき、聴診器などの医療機器を触ってみたり、大工道具を使ってみたりと、さまざまな仕事体験ができる。
　また、飲食コーナーでは「旨もんグランプリ」と題して、出品メニューの人気投票がされる。市内外の15飲食店、中村女子高調理科、山口商工会議所青年部が出店。それぞれが提供する、ハンバーガー、ケバブ、めん料理、鍋、丼物、スイーツなど、17種類の料理の食べ比べが楽しめる。特設ステージでは、地域のグループや団体が次々に登場。キッズダンス、よさこい、バンド演奏などを繰り広げる。ご当地キャラクター「オゴオリザクラの妖精・おごりん」も会場を盛り上げる。さらに、子どもの手形を集めたアート作品の展示やもちまき（午後4時から）もある。
　上田周治実行委員長は「仕事体験によって、将来、地域で働いて地域で暮らすという夢を子どもたちに抱いてもらいたい。“来て見て”親子で楽しんで欲しい」と参加を呼びかけている。