サンデー山口

　「芝生内ペット禁止」の看板がある中央公園芝生広場（中園町）。公園の完成当初は、犬を散歩させてフンをそのまま放置する飼い主が後を絶たず、日に100個以上見つかることもあった。しかし現在では、10個に満たないまでに減った。市都市計画課は「利用者のマナーアップや、散歩用グッズが充実したためでは」と推測する。
　公園に常駐し、毎朝清掃活動をする管理係の男性は、「数年前に比べると、犬のフンは格段に少なくなった。利用者がマナーを守って、誰もが気持ちよく使える公園になれば」と話している。
　いまだに犬のフンを持ち帰らないケースは、夜間、早朝によるものがほとんどとみられる。中には、近くの植え込みに隠して帰る悪質な飼い主もいる。
　一方、空き缶やタバコの吸い殻のポイ捨ては、相変わらずの様子だ。