サンデー山口

　中園町に二つの丸いアートが出現!?
　中央公園で、このほど芝生の一部が補植され、保護のためロープで立ち入り制限されている。
　補植されたのは公園の芝生約1万8千平方メートルのうち、山口情報芸術センター（ＹＣＡＭ）近くの約千平方メートル。昨年10周年を迎えたＹＣＡＭが、その前年に屋内で実施し反響があった「コロガル公園」を、再び「コロガルパビリオン」として昨年7月26日から12月1日まで屋外で展開した場所だ。閉会後も撤去されず設置されていた同パビリオンは、利用者の要望を受け今年8月の1カ月間再開。撤去後、1年以上の設置で、はげてしまった芝生の原状回復のため、9月20日過ぎに補植された。
　費用は約170万円で、ＹＣＡＭが負担。補植された姫高麗芝は成長が早いといわれるが、その二つの円形部分はまだ白っぽく、養生期間が終わるのは来月下旬以降の予定。ＹＣＡＭでは「今後も公園でのイベントはある。構造物を定期的に動かすなど対策を考えたい」と話している。