サンデー山口

▲（左）神田昌幸さん（右） 伊藤明子さん

　少子高齢化などで人口が減少する中、子育て世代や高齢者が安心して暮らせる「まち」とは？
　1月9日（金）の午後2時から5時まで「コンパクトなまちづくりシンポジウム」が、山口南総合センターホールで開催される。
　地方都市再生の切り札として期待される取り組みのひとつが「コンパクトシティ」への転換だ。「人口減少」と「超高齢化社会の到来」により、これからは日常生活に必要なサービスを効率的に提供できるまちづくりが求められてきている。
　当日は、村岡嗣政県知事あいさつの後、昨年9月に創設された「まち・ひと・しごと創生本部」事務局次長で内閣審議官の伊藤明子さんが講演。続いて、富山市副市長の神田昌幸さんが、「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築～公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」の演題で話す。同市は、地方都市の抱える課題への取り組みが評価され08（平20）年7月に国による「環境モデル都市」、11（平23）年12月には、「環境未来都市」に選定されている。
　4時からは光・柳井・山陽小野田各市の状況報告と、ディスカッション・質疑応答がある。
　誰でも無料で参加できるが、事前の予約が必要。申し込み・問い合わせは、電話かファクス、メールで県土木建築部住宅課（TEL083－933－3874、FAX083－933－3899、a18900@pref.yamaguchi.lg.jp）へ。