サンデー山口

　今年のＳＬ「やまぐち」号は、3月21日から11月1日までの土・日・祝日を中心に80日間運行される。「各駅でのおもてなしや、沿線での応援に感謝の気持ちでいっぱいだった」と山口線全線での運転が再開された昨年8月23日を振り返る。「下り列車が14分間停車する地福駅では、正面でＳＬと記念撮影ができます」と、とっておきの情報も教えてくれた。
　放映中の「花燃ゆ」効果でＪＲの利用客も増えている。「臨時列車の運転や企画商品の販売など、行政や地域住民と連携を取りながら盛り上げたい」と意気込む。
　シバザクラの植樹など美しい駅づくりにも力を入れている。「毎日気持ち良く利用していただければ」と笑顔をみせる。
　休日には、自宅のある新山口駅北口付近から中領八幡宮までの約3キロメートルを歩く。「健康とダイエットには最適」

56（昭31）年12月、広島市生まれ。76（昭51）年に旧国鉄広島支社入社。昨年6月1日、山口地域鉄道部長に就任した。妻と2人暮らしだが、現在は単身赴任中。趣味は、社会人ラグビーに奮闘する愛息の試合観戦。