2015年02月27日
一般会計、過去最大849億円 山口市15年度当初予算案
市は、15(平27)年度の当初予算案を発表した。一般会計は849億3千万円(前年度比2.6%増)で、3年連続の増額。予算規模は、過去最大となった。これは、改修が進められているJR新山口駅の事業への投資が膨らむなどしたため。市は、開会中の市議会に予算案を提出している。
今年10月に新市誕生から10周年の節目を迎えることを踏まえ、「活気創生 定住実現」をテーマに、「山口に住んでみたい、住み続けたい」と思える「定住実現都市」を目指した予算編成となっている。
歳出のうち、人件費は135億6千万円(同0.5%増)、福祉などの扶助費は156億2千万円(同6.5%増)、公債費は93億3千万円(同5.5%減)など。投資的経費は186億円(同8.7%増)。一般廃棄物最終処分場や学校施設の耐震化、地域交流センターの建て替え整備などに重点的に取り組むため、増額となった。
中でも、15年度に供用開始を予定している新山口駅の橋上駅舎と南北自由通路などの整備に41億9千万円が充てられる。また、新規事業として、「十朋亭」周辺に、明治維新を学べる施設を整備する事業に4200万円。豪雨による浸水対策として新たな雨水貯留施設の整備などに6億円が計上された。さらに、新市誕生10周年記念式典事業に1千万円、中心市街地核づくり推進事業に4億円などが配分されている。
歳入は、市税が258億4千万円(同0.5%増)。景気の緩やかな回復により法人市民税が約1億7千万円の増収を見込む一方、固定資産税は約9千万円の減収となり、市税全体では約1億2千万円の増収となる見通し。地方交付税は、旧阿東町との合併による支援措置が終わるため、160億7千万円(同2.5%減)にとどまる。市債発行額は151億円(同0.9%増)で、15年度末時点での発行残高は1061億円となる見通しだ。
今年10月に新市誕生から10周年の節目を迎えることを踏まえ、「活気創生 定住実現」をテーマに、「山口に住んでみたい、住み続けたい」と思える「定住実現都市」を目指した予算編成となっている。
歳出のうち、人件費は135億6千万円(同0.5%増)、福祉などの扶助費は156億2千万円(同6.5%増)、公債費は93億3千万円(同5.5%減)など。投資的経費は186億円(同8.7%増)。一般廃棄物最終処分場や学校施設の耐震化、地域交流センターの建て替え整備などに重点的に取り組むため、増額となった。
中でも、15年度に供用開始を予定している新山口駅の橋上駅舎と南北自由通路などの整備に41億9千万円が充てられる。また、新規事業として、「十朋亭」周辺に、明治維新を学べる施設を整備する事業に4200万円。豪雨による浸水対策として新たな雨水貯留施設の整備などに6億円が計上された。さらに、新市誕生10周年記念式典事業に1千万円、中心市街地核づくり推進事業に4億円などが配分されている。
歳入は、市税が258億4千万円(同0.5%増)。景気の緩やかな回復により法人市民税が約1億7千万円の増収を見込む一方、固定資産税は約9千万円の減収となり、市税全体では約1億2千万円の増収となる見通し。地方交付税は、旧阿東町との合併による支援措置が終わるため、160億7千万円(同2.5%減)にとどまる。市債発行額は151億円(同0.9%増)で、15年度末時点での発行残高は1061億円となる見通しだ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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