サンデー山口

▲40ページにわたり山口県を特集

　「月刊事業構想」の15（平27）年5月号（1300円）で、山口県が特集された。
　これは、12（平24）年に開学した事業構想大学院大学（東京）が発行するビジネス誌。地域活性化の活動や、企業における斬新な取り組みなどが毎号掲載されている。
　冒頭、「幕末・維新の激動の時代に、日本を変える原動力となった山口県。（中略）今、日本に多くの社会課題が山積する中で、山口県においても、新たな挑戦が始まっている。さらなる飛躍を目指し、変革に向けて動き始めた、現代に生きる“志士たち”の取り組みを追う」と解説。
　「六つの分野で『日本一』を目指す」という村岡嗣政県知事のインタビューに続き、「データで見る山口県」。県の「地域ブランド」の低さ（情報接触度全国45位、魅力度34位、観光意欲度35位）や産業構成、市町別観光客数、県出身の主な著名人などが掲載。「1事業所当たりの製造品出荷額」「フグの取扱量」「道路満足度」「工業用水給水能力」「国指定天然記念物の数」「おみくじ出荷量」「総理大臣の輩出数」が全国1位、「地震の少なさ」が3位、「高齢化率の高さ」が4位、「宿泊者数に占める外国人比率」が40位、「起業家数」が42位であることなども紹介された。さらに、県のＳＷＯＴ分析や、市出身の日産コンツェルン総帥・鮎川義介（1880－1967）の「哲学」についても触れている。
　掲載された企業・組織は、旭酒造（岩国市）、ヤナギヤ（宇部市）、船方農場グループ（山口市）、下関唐戸魚市場（下関市）、萩しーまーと（萩市）、山口情報芸術センター（山口市）、ギ・パドラーズ（阿武町）、ジブンノオト（周防大島町）、ひわだや（山口市）、おんなたちの古民家（山口市）。