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2015年04月17日

小郡駅弁当が駅弁事業を廃止 名物駅弁が4月末で姿消す

小郡駅弁当が駅弁事業を廃止 名物駅弁が4月末で姿消す
▲左:新山口駅構内の駅弁コーナー 右:4月末で姿を消す「ふく寿司」

 県内でただ一社、駅弁を製造、販売してきた小郡駅弁当(國森武德社長)が、4月いっぱいで駅弁事業を廃止し、県内8駅に出店しているうどん店の運営に注力する。「かしわめし」「ふく寿司」といった、山口の特産品が詰め込まれた“名物駅弁”が姿を消す。
 同社は、1910(明43)年に「かしべ」として創業し、105年にわたって、小郡駅(現新山口駅)を中心に駅弁を販売してきた。10(平22)年には経営効率化のために下関駅弁当、徳山駅弁当と合併し、県内唯一の駅弁事業者となっていた。
 全盛期は、駅弁ブームがあった80年代後半から90年代前半にかけてで、新幹線の車内販売向けに、小郡駅(当時)だけでも毎日約500個が積み込まれていた。駅構内での売り上げとは別に1日だけで50万円前後の安定した売り上げがあり、当時の年商は年間7~8億円に達していたという。
 しかし、00(平12)年ごろに弁当の積み込みが新大阪駅と博多駅に限定され、車内販売からの撤退を余儀なくされた。駅構内での販売数は、盆や年末年始などの多客期には1日千個を超える反面、平時には200個を割り込むこともあり不安定。さらに、列車の高速化によって車内で過ごす時間が減少し、コンビニエンスストアなどでより安価な弁当が購入できるようになるなど、駅弁を取り巻く環境は年々厳しさを増していた。14(平26)年度の売り上げは約3億5千万円。
 國森社長は「県内の特産食材を積極的に使った商品開発にも取り組み、観光客に山口を味わってもらおうと、大きなやりがいもあった。駅弁文化を継承していきたかったが残念」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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