サンデー山口

　12（平24）年度の山口市の市町民所得（3月30日に県が発表）は6003億2300万円で、県内市町中2番目に高かった。人口1人当たりにすると、306万7千円になり、県内6位。前年（309万3千円）より0.8％減少した。県平均は293万4千円で、トップは光市の472万4千円。
　以下、②周南市（341万4千円）③下松市（311万4千円）④防府市（309万5千円）⑤山陽小野田市（307万8千円）⑥山口市⑦宇部市（295万円）⑧下関市（279万2千円）⑨岩国市（266万6千円）⑩和木町（262万4千円）⑪美祢市（260万5千円）⑫田布施町（244万3千円）⑬柳井市（240万1千円）⑭平生町（221万9千円）⑮萩市（207万5千円）⑯長門市（207万3千円）⑰上関町（201万9千円）⑱阿武町（178万8千円）⑲周防大島町（159万4千円）の順。
　山口市の市町民所得の内訳は、市町民雇用者報酬＝3682億6800万円（賃金・俸給＝3119億500万円、雇主の現実社会負担＝469億9100万円、雇主の帰属社会負担＝93億7200万円）▽財産所得＝356億200万円（一般政府＝マイナス64億2900万円、家計＝413億5200万円、対家計民間非営利団体＝6億7900万円）▽ 企業所得・1964億5300万円（民間法人企業＝1470億3500万円、公的企業＝マイナス28億2800万円、個人企業＝522億4600万円）となっている。
　「人口1人当たり市町民所得は、市町民所得を市町人口で割ったもの。企業の利潤等も含む各市町経済全体の所得水準であり、個人の給与や収入水準を表すものではない」と、取りまとめた県統計分析課（TEL083－933－2663）。