サンデー山口

▲昨年の様子

　「日頃、森に出かけることがない方でも、子どもには子どもの、大人には大人の、森はそれぞれの時間をくれるはず。新緑の色増す季節、わたしたち『森の案内人』と森を歩きませんか？」と、10日（日）午前9時半から午後4時まで、「森カフェ～徳地の春の森びらき～」が開催される。メーン会場は、国立山口徳地青少年自然の家（徳地船路668）。
　年間約2、3千人が訪れる徳地の「森林セラピー基地」。通常「森の案内人」にガイドしてもらうには、事前の予約と料金が必要だ。だが、この日だけは、予約不要かつ無料で、「森の案内人」との散策を楽しむことができる。初心者向けの①こどもの森歩き②けんこうの森歩き③いやしの森歩き、という3コースから選べる。「年間を通じて最も良い時季」という新緑のトンネルの中、森歩きを通じて心身ともにリフレッシュできる。
　また、屋内の「大人とこどもの森のアトリエ」には、木でできたおもちゃの体験ができる「こどものあそびば」、糸のこを使う「木と和紙で作る香りのモチーフ」、森に関する書籍を集めた「森の図書館」などのコーナーが並ぶ。
　「森の冒険ひろば」では、樹齢100年のクヌギの樹勢回復体験、専用のロープとサドルを使った木登り体験ができる。ハンモック、スラックライン、草すべりなどの体験メニューも用意される。
　さらに、カワラケツメイ茶と自家焙煎コーヒーが提供される「小さな森カフェ」も開設される。
　問い合わせは、徳地農林振興事務所（TEL0835－52－1122）へ。