サンデー山口

▲毎年、多くの感動が生まれる

　「今年の夏、山口市と姉妹都市の韓国・公州市に、一生つきあえる友達を作りませんか？」。（公社）山口青年会議所（古田伸太郎理事長、以下ＪＣ）は「第21回山口・公州ジュニア交流隊」への参加を呼びかけている。対象は、市内の中学1、2年生で、募集人数は男女とも12人の計24人。
　これは、同ＪＣが姉妹縁組を結ぶ韓国・公州ＪＣとともに、95（平7）年から取り組んでいる事業。山口市および公州市の中学生が、研修を重ねた上で毎年相互に訪問しあっている。今年は山口側が迎える年だ。
　過去に参加した子どもたちの多くは、ホームステイや文化体験などを通じて、国を超えての友情を芽生えさせたり、市内他校にも新たな友人ができたりと「交友関係や視野が広がった」との感想を述べている。
　今回は、社会人になってから特に重要となる「コミュニケーションするための行動力」育成を主眼におき、プログラムは構成された。3回の事前研修で「個人の勇気」「グループでの協力」「全体の団結」を段階を追って育成。公州の生徒たちとも触れあう、秋吉台青少年自然の家での「本番」に臨む。
　日程は、①5月30日（土）②6月20日（土）③7月11日（土）・12日（日）④8月7日（金）から10日（月）⑤同29日（土）＝事後研修会・卒業式。④の後半はホームステイで、家族ぐるみでの国際交流もできる。参加費（自己負担分）は1万6千円。
　申し込み・問い合わせは、同ＪＣ事務局（TEL083－922－7646）へ。定員に達し次第締め切られる。