サンデー山口

▲特別ラッピングされた“文ちゃん”号

　ＮＨＫ大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公・杉文ゆかりの地を、「お気軽・お得」に巡ることのできるバスツアー「“文ちゃん”号」が、10月末までの毎週土曜日（夏休み期間には日曜・お盆も）に運行中だ。発着場は、湯田温泉バス乗り場（ユウベルホテル松政前）。
　バスは午前9時に出発。瑠璃光寺五重塔に40分間立ち寄った後、「萩往還」を通って11時に萩市へ。「花燃ゆ」の世界観を楽しめる大河ドラマ館「文と萩物語」を見学後は、午後0時40分まで自由時間（昼食）。タクシーなど利用すれば、世界文化遺産登録を勧告された松下村塾や城下町などを巡ることも可能だ。
　その後は、文と夫・楫取素彦が晩年の約30年間を過ごした防府市へ移動。大河ドラマ館「文の防府日和。」を2時から40分間見学し、彼らの墓がある大楽寺（30分間）と、楫取の資料が展示されている防府天満宮（35分間）に立ち寄る。湯田温泉には、5時頃帰着する。
　料金は、山口市民2千円（小中生1500円）で、一般は3千円（同2500円）。湯田温泉宿泊者だと千円（同500円）になる。両ドラマ館の入館料（どちらも当日大人500円など）を含むため、格安だ。バスは特別ラッピングされており、係員も同行。車内は市内の明治維新関連写真やイラストで、にぎやかに飾られている。
　申し込み・問い合わせは、主催の（一財）山口観光コンベンション協会（TEL083－933－0088）へ。