サンデー山口

　中世ヨーロッパから現代までの幅広い楽曲を、国際コンクール優勝ギタリストが奏でる―。
　「國松竜次ギターリサイタル2015～ルネサンスから現代まで」が、20日（月・祝）午後2時から、Ｃ・Ｓ赤れんが（中河原町）で開かれる。
　彼は、スペインのルティエール芸術音楽学校に学び、ギターはフェルナンド・ロドリゲスとカルレス・トレパットに、作曲はダビッド・パドロスに師事。バルセロナ国際ギターコンクールでは「これまでになかった演奏の感覚、心の中に溶け込んでくる熱い感情を伴った音色、そして聴衆を魅了する特別な個性は、氏が演奏することによって表現できるもの」との高評価で優勝した。
　山口公演は13（平25）年から3回連続で、心待ちにしている人も多い。「アランブラの想い出」（タレガ）、「オブリビオン」（ピアソラ）など10曲を演奏する予定だ。
　チケットは、前売り3千円（学生は2千円）で当日は3500円。同施設で購入できる。問い合わせは、主催のパシオンムジカル（TEL0774－45－4645）へ。