サンデー山口

　1866（慶応2）年1月21日に締結された薩長同盟から、もうじき150年。その前に、長州藩、薩摩藩、土佐藩、それぞれの見方からその「真相」を解き明かす「維新シンポジウム・薩長同盟の真相」が、9月26日（土）に開催される。開催地は、幕府と対峙する「奇兵隊の要塞地」となった徳地・徳地文化ホール（徳地堀）で、時間は午後2時から4時半。講師は、幕末長州藩の研究が専門で大河ドラマ「花燃ゆ」時代考証担当の広島大名誉教授・三宅紹宣さん、鹿児島市維新ふるさと館特別顧問・福田賢治さん、高知県立坂本龍馬記念館学芸課長・前田由紀枝さんの3人。聴講は無料で、定員は先着500人。
　また、講演とセットになった「維新寺子屋　奇兵隊要塞の地探訪イン徳地ツアー」も催される。同日午前9時に新山口駅をバスで出発し、奇兵隊の本陣となった正慶院、法華寺、雲相寺、昌福寺などを訪れたあと、シンポジウムの会場へ。料金は2千円（弁当付き）で、定員は先着40人。
　どちらも、主催の山口観光コンベンション協会（TEL083－933－0088）への事前申し込みが必要。