サンデー山口

▲ドン・キホーテの風車

　フランシスコ・サビエルが取り持つ縁で、80（昭55）年に姉妹都市縁組を結んだ山口市とスペイン・パンプローナ市（以下パ市）。それから35周年を迎える今年、パ市から招待状が届き、渡辺純忠市長を団長とする公式訪問団が訪西する。そして、市、山口スペイン・ナバラの会、山口商議所などでつくる実行委員会は、それに随行する市民訪問団の参加者募集を開始した。公式行事終了後は、同国内を観光で巡る。
　日程は、11月12日（木）から23日（月・祝）までの12日間で、福岡空港発着（山口からの送迎バス付き）。オランダ航空でアムステルダム、パリを経由して、ビルバオからパ市に入る。
　パ市では、姉妹都市縁組15年を記念して建設された「山口公園」に桜の苗木を植えたり、サビエルの産まれたサビエル城を視察。その後、山口市とパ市とのパーティーに参加する。
　16日からは、スペイン国内をバスで移動。列車とは違い、大きな荷物があっても楽々だ。まずは首都・マドリッドと古都トレドへ。その後南下し、ドン・キホーテの舞台となったラ・マンチャ地方の風車群、イスラム建築のメスキータで有名なコルドバを巡る。さらに南下し、グラナダ地方ではスペインのイスラム文化遺産アルハンブラ宮殿を訪れ、スペインを代表する「白い村」ミハスへ。最後に飛行機で、ガウディ建築で有名なバルセロナに移動して2泊する。帰路は、アムステルダムを経由し福岡へ戻る。
　旅行代金は、大人1人48万円前後。申し込み・問い合わせは、近畿日本ツーリスト中国四国山口支店（TEL083－922－4885）へ。締め切りは、9月25日（金）。