サンデー山口

　関東地方での勤務が長く、山口県で働くのも初めて。妻と二人の娘を残しての単身赴任だ。山口の印象を「自然が多くて住みやすい。人も温かい」と語る。
　自身を「財務省と地域を結ぶ結節点」と位置付ける。昨年7月まで4年間、広報の仕事をしていた経験を生かし「一人でも多くの人たちと対話をしたい」と意気込む。大臣官房秘書課で小泉純一郎政権の財務大臣だった塩川正十郎氏の秘書として、日程調整などの業務に当たった経験も持つ。「その時に頂戴した色紙に書かれていた『疾風に勁草を知る』に感銘を受けた」という。
　体を動かすのが好きで、東京ではサッカーチームに所属。最近は休みの日に、ジョギングにいそしむ。「維新百年記念公園のジョギングコースを中心に、1回約10キロは走ります」と笑顔を見せる。

64（昭39）年12月、埼玉県久喜市生まれの50歳。83（昭58）年、大蔵省（当時）関東財務局に入局。大臣官房秘書課大臣室付主任、同文書課広報企画専門官などを歴任。7月に山口財務事務所長に就任した。