サンデー山口

▲紺野美沙子さん

　山口県労働協会の創立50周年を記念して、紺野美沙子さんの講演会が開かれる。日時は10月25日（日）午後1時半から3時までで、会場は県総合保健会館多目的ホール（吉敷下東3）。
　女優としてだけでなく、国連開発計画（ＵＮＤＰ）親善大使としても活動する紺野美沙子さん。80（昭55）年のＮＨＫ連続テレビ小説「虹を織る」のヒロイン役でデビューし、一躍人気に。その後も多数のテレビ、舞台、映画に出演。87（昭62）年には、日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞した。一方で98（平10）年には、国連開発計画親善大使の任命を受け、カンボジア、パレスチナ、タンザニア、東ティモール他、アジア・アフリカの国・地域を視察するなど、国際協力分野でも活動中。
　演題は「夢を持つことの大切さ～女優業のこと、家庭のこと、そして親善大使のこと」。「働く」ということについて、自身のさまざまな経験から話す。会場には、手話・要約筆記と、託児サービス（事前申し込み要）も用意される。
　主催は、創立50周年を迎える県労働協。同協会は、労働問題に関する理解を深めることを目的として、65（昭40）年5月に設立された。現在は、約1200の企業、労働組合、大学、個人が加盟しており、月刊誌「やまぐちの労働」の発行や、各種セミナーの開催を続けている。
　入場は無料で、誰でも聴講できる。希望者は、往復はがきに住所、氏名、電話番号を明記の上、山口県労働協会（〒753－8501　山口市滝町1－1、県商工労働部労働政策課内　TEL083－933－3220）に送付する。1枚で2人まで申し込み可能。30日（水）消印有効。