2015年10月10日
「走り続けてきた10年間」 3日に山口市誕生10周年記念式典

▲左:あいさつする渡辺市長 右:「健康都市宣言」を発表
山口市誕生10周年記念式典が3日、市民会館で開かれた。
吉田正治副市長による開式の辞で始まり、参加者全員で国歌斉唱と山口市民憲章唱和。続いて、渡辺純忠市長が次のように式辞を述べた。
05(平17)年10月1日に旧山口市・小郡町・秋穂町・阿知須町・徳地町の1市4町が合併し、新山口市が誕生。10(平22)年1月16日には阿東町とも合併し、県内一の広さ、県内二の人口を持つ市になった。振り返ると、総合計画にも掲げている「ひと、まち、歴史と自然が輝く交流と創造のまち 山口」づくりに向け、走り続けてきた10年間だった。大内氏によって、日本を代表する国際都市として繁栄した山口。こうした本市の恒久の歴史を胸に刻み、県都・行政都市、文化・観光都市、学園都市、森林・農業都市等の一面、また市内21地域の多様な特性に光を当てつつ、今後も地域社会を創り上げていきたい。「広域県央中核都市づくり」と「協働によるまちづくり」を市政運営の柱に、郷土への誇りが持てる「定住実現都市 山口」に向けて邁進していく所存だ。
また、原真也市議会議長は「合併当初は98人でスタートした市議会は、06(平18)年の選挙で34人に。ウェブサイトの充実やネット中継による透明性確保、また市が『元気』になるための政策立案や条例制定などに取り組んでいる。若い世代の大都市圏流出が全国的な問題となる中、『地方創生』による『今後も住み続けたい』と思えるまちづくりに向け、努力を積み重ねたい」と述べた。
来賓祝辞、姉妹・友好都市からのビデオメッセージなども流され、市民総参加で健康づくりを進める「健康都市宣言」も発表。合併した日に生まれた小学4年児童らと、ビデオ参加の卓球女子全日本代表の石川佳純選手が音頭を取り、参加者全員で斉唱した。合わせて、宣言文を記したパネルの序幕も。
さらに式典では、次の表彰もされた。(敬称略)
「山口市誕生10周年表彰」=[功労賞]市自治会連合会(清水力会長)▽市体育協会(大庭達敏会長)▽市社会福祉協議会(原昌克会長)▽市老人クラブ連合会(藤村勉会長)▽山口観光コンベンション協会(大庭達敏理事長)▽山口商工会議所(齋籐宗房会頭)▽山口県央商工会(冨田正朗会長)▽市シルバー人材センター(宇佐川三郎理事長)▽市連合婦人会(松永君子会長)▽市消防団(河村博次団長)[特別表彰]山口七夕会(八木重二郞会長)▽レノファ山口FC(河村孝代表)
「やまぐち元気いきいき大賞」=[地域団体部門]いきいきサロンなごみの会▽小郡長谷西区“わ”の会▽矢原河川公園ラジオ体操会[事業所部門]山口ヤクルト販売[健康長寿部門]大草秀夫(93)▽金子稔(92)▽西田サトノ(94)。
式典終了後には、市内団体によるステージが展開。ダンス「大内の殿様 サンバ・バージョン」(スタジオF)、歴史パフォーマンス「高杉晋作とKIHEI隊」(リル・レイ・ダンススタジオ)、「ふるさとの風~ダンスバージョン」(加藤舞踊学院)が次々に披露され、最後は市おかあさんコーラスの会と全参加者による、山口市民の歌「ふるさとの風」で締めくくられた。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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